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〈青森市メールマガジン〉
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ダゲホー(皆さんこんにちは)、
台湾出身の国際交流員、呉詠心(ウ・ヨンシン)です。
私事ですが、実は3月末をもちまして、任期満了に伴い、市役所から卒業します。
これまでは色んな台湾文化を紹介してきましたが、最終回となる今回は、国際交流員になった経緯を語らせていただきます。
【初来青、もう来ないと思った】
2020年11月のある金曜日、仕事が終わったあと、東京駅から新幹線に乗って、22時過ぎに青森駅に着きました。
まだ旧駅舎だったので、階段に「ようこそ青森へ」の字が書かれていました。駅構内にある自販機でりんごジュースを買ったのを鮮明に覚えています。
なぜ旅先を青森にしたのかというと、外国人向けのJR PASSで一番遠くに行けるのは青森だからです。また、以前のバイトで青森の旅行記事を翻訳したことがあり、いつか行ってみたいという思いもありました。
週末2日間の旅で1日が青森市、1日が弘前市というスケジュール。
初日の朝ごはんは、のっけ丼を食べました。その後は廣田神社へお参りに行って、御朱印をもらいました。そして、青森県立美術館にバスで行きました。
ちょっとでも節約したくて、県美前に止まるバスではなく、100円安くてちょっと離れたバス停で降りる路線を選びました。
車内で県美のホームページを見て没頭し、思ったより時間がかかるなあと、乗り過ごしてしまったことに気づきました。周りの景色が既に田んぼに変わり、焦って降りました。
次のバスは1時間後、徒歩で県立美術館まで行くのも1時間。
「あ〜、歩くしかない。タイムロスになったし、節約もできず逆に100円多くを支払ったし、ついていないなぁ」
その後はあおもり犬にもやもやした気分が癒されました。
こういうエピソードがあったのも、一人旅の醍醐味であるかもしれませんね。
その日の最後はワ・ラッセへ。
それまで何回か青森ねぶた祭についての記事を翻訳したことがありましたが、本物のねぶたを見たのは初めて。綺麗すぎて、唖然としました。
ずっとじっと見ていて、スタッフに色々話をかけ質問し、気付いたら博物館の中に2時間半もいました。
その翌日は弘前城の紅葉見たさに弘前市を訪れました。名物のフレンチ料理店では「次に青森に来るのは、いつか分からない。もしくはもう来られないかもしれない」と思いながら一番高いコース(ランチで5000円)を堪能しました。とても美味しかったです(笑)
【国際交流員になったきっかけ】
東京に帰った1か月後、青森市役所の国際交流員の求人を見かけました。
講座でよく「なぜ青森に来たの」と聞かれますが、結論から言うと本当にたまたまです。
そもそも転職を考えていて、青森旅行で残ったいい印象もあったので、これが青森とのご縁ではないかと思い、応募してみました。
結果はみなさんのご存知の通りです。
国際交流員の契約は、一年ごとに更新するので、最悪の場合は一年後また東京に戻ればいいと思っていました。
結果、3年も経っていて、たくさんの講座やイベントを企画し、「ミスねぶた」にまでなりました。こんなに長くいるのは予想外でしたね(笑)。
色々経験してきた3年間は、2〜3文で言い切れないです。ということで、今週の日曜日(24日)に活動報告会を開催します!
会場では、仕事の様子の写真や台湾文化関連の展示があるほか、1時間くらいのトークタイムも設けています。
また、青森商業高校の生徒が台湾の高校生と開発したパスタソースを会場内で実習販売します。
24日の活動報告会で、これまでの活動内容や青森に住んでみて思ったことなどを皆さんに共有できればと思います。
国際交流員はどんな仕事をしていますか?
外国人から見た青森の魅力は何ですか?
など興味があるみなさん、ぜひ日曜日にワ・ラッセにお越しくださいませ!
もちろん、台湾のことが好きで、呉さんと話してみたい!というかたも大歓迎(笑)。
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活動報告会〜国際交流員としての3年間〜
【会 場】ワ・ラッセ 交流学習室2・3
【日 時】2024年3月24日(日)
【展 示】10時〜16時
【トーク】14時〜15時
詳細はこちら(青森市ホームページ):https://www.city.aomori.aomori.jp/kouryuu-suishin/shiseijouhou/aomorishi-konnamati/kokusai-kouikikouryuu/20240306.html
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それでは、皆さん、これまでの3年間、本当にありがとうございました!
金多謝(ジンドーシャ)!
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