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2025年(令和7年) 7月11日金曜日 PM 04時27分 (JST)
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「あおもり歴史トリビア」第653号(令和7年5月23日配信)
「あおもり歴史トリビア」第653号(令和7年5月23日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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こんにちは。歴史資料室の村上です。
明日、青森市民図書館は開館50周年を迎えます。市民図書館は昭和50年(1975)5月24日(土曜日)に開館しました。初日は約600人が来館し、閉館時刻ぎりぎりまで賑わっていたそうですよ(昭和50年5月25日付『東奥日報』朝刊)。
さて、市民図書館の開館は50年前ですが、市が運営する図書館の歴史は明治40年(1907)の青森市立図書館開館までさかのぼることができます。この図書館は昭和3年に青森市立簡易図書館と改称し、数年後に閉館したとみられます(詳しくは「あおもり歴史トリビア」第188号をご覧ください)。
青森市において市立の図書館を再び整備しようという気運が高まったのは昭和40年代のことでした。この頃、市は巡回文庫事業(所蔵する図書を団体や施設等に一定期間貸し出す事業)を実施しており、昭和44年10月には市民文化センター(現中央市民センター)に図書室を開設して市民の読書活動を支えていました。市内では有志により組織された地域文庫や読書会などの活動も活発に行われ、昭和43年には青森市読書団体連絡協議会(現青森市読書団体連絡会)が組織されています。読書活動や図書館に対する市民の関心が高まり、図書館整備を求める声もあがるようになりました。
昭和44年12月の市議会第4回定例会では、平山栄蔵議員が図書館の建設について質問し、奈良岡末造市長が第一中学校と野脇中学校の統合後に第一中学校の校舎を利用して市立図書館を整備したいとの考えを示しました(第一中学校と野脇中学校は昭和45年4月に統合、現南中学校)。さらに、昭和44年12月に市が発表した総合開発計画書『青森市のあすをひらく』にも図書館整備に関する記述があり、整備に向けた検討を重ねていたとみられます。
その後、昭和47年度には市教育委員会が主要施策に市立図書館の建設を盛り込み、翌年、青森市民図書館開設準備室を設置しました。そして、昭和49年7月から第一中学校跡地において図書館施設の建設工事を進め、翌年3月に完工しました。
なお、青森市民図書館という館名については、開設準備室に勤務していた職員が「市民のもの、行政と市民が一体となってつくるという意図と願いのもとに、市民図書館と名付けられました」と説明しています(『こどもの図書館』1975年2月号 児童図書館研究会)。館名に込められた願いを意識し、これからも皆さんに「市民の図書館」と感じていただけるよう、さまざまな事業に取り組んでいきたいと思います。
《問合せ》
青森市民図書館 歴史資料室
青森市新町一丁目3番7号
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp
青森市メールマガジンをご利用いただき、ありがとうございます。
登録の変更や利用停止の手続は、次の画面からどうぞ。
○青森市ホームページ
http://www.city.aomori.aomori.jp/mailmagazine-riyou.html
[登録者]
青森市
[言語]
日本語
[エリア]
青森県 青森市
登録日 :
2025/05/23
掲載日 :
2025/05/23
変更日 :
2025/05/23
総閲覧数 :
48 人
Web Access No.
2791193
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明日、青森市民図書館は開館50周年を迎えます。市民図書館は昭和50年(1975)5月24日(土曜日)に開館しました。初日は約600人が来館し、閉館時刻ぎりぎりまで賑わっていたそうですよ(昭和50年5月25日付『東奥日報』朝刊)。
さて、市民図書館の開館は50年前ですが、市が運営する図書館の歴史は明治40年(1907)の青森市立図書館開館までさかのぼることができます。この図書館は昭和3年に青森市立簡易図書館と改称し、数年後に閉館したとみられます(詳しくは「あおもり歴史トリビア」第188号をご覧ください)。
青森市において市立の図書館を再び整備しようという気運が高まったのは昭和40年代のことでした。この頃、市は巡回文庫事業(所蔵する図書を団体や施設等に一定期間貸し出す事業)を実施しており、昭和44年10月には市民文化センター(現中央市民センター)に図書室を開設して市民の読書活動を支えていました。市内では有志により組織された地域文庫や読書会などの活動も活発に行われ、昭和43年には青森市読書団体連絡協議会(現青森市読書団体連絡会)が組織されています。読書活動や図書館に対する市民の関心が高まり、図書館整備を求める声もあがるようになりました。
昭和44年12月の市議会第4回定例会では、平山栄蔵議員が図書館の建設について質問し、奈良岡末造市長が第一中学校と野脇中学校の統合後に第一中学校の校舎を利用して市立図書館を整備したいとの考えを示しました(第一中学校と野脇中学校は昭和45年4月に統合、現南中学校)。さらに、昭和44年12月に市が発表した総合開発計画書『青森市のあすをひらく』にも図書館整備に関する記述があり、整備に向けた検討を重ねていたとみられます。
その後、昭和47年度には市教育委員会が主要施策に市立図書館の建設を盛り込み、翌年、青森市民図書館開設準備室を設置しました。そして、昭和49年7月から第一中学校跡地において図書館施設の建設工事を進め、翌年3月に完工しました。
なお、青森市民図書館という館名については、開設準備室に勤務していた職員が「市民のもの、行政と市民が一体となってつくるという意図と願いのもとに、市民図書館と名付けられました」と説明しています(『こどもの図書館』1975年2月号 児童図書館研究会)。館名に込められた願いを意識し、これからも皆さんに「市民の図書館」と感じていただけるよう、さまざまな事業に取り組んでいきたいと思います。
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